top of page

France / Bourgogne

Alexandre Jouveaux

· O 19 2019

品種 シャルドネ

750ml 白

 

黄金色。

りんごの蜜やコンフィチュール、タルトタタンなど凝縮感のある果実香に、ビターカラメルやメープルシロップの甘苦さ、蜂蜜、甘草のような印象が加わり、深みのある複雑性に富んだ香りが漂います。

 

口に含むと舌先をピリッと刺激するガスがあたり、まろやかな口あたりで滑らかに広がります。

風味の充実感に比べて、張りのある酸が全体をまとめながら飲み心地に軽快感を与えており、控えめな甘さの緻密で豊かな果実味にカラメルなどのほろ苦く芳ばしい風味が溶け込み、コク深くリッチな味わいが口中を満たします。後半にかけてドライハーブのニュアンスが重なっていき、更に複雑で奥行きのある印象が増し、余韻に長く続きます。

 

ゆっくりと時間をかけて楽しめるような落ち着きのある充実した味わいです。

(インポーター資料より)

Alexandre Jouveaux / O 19 2019

¥10,560価格
消費税込み
在庫残り2点
  • ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。栽培面積は3Ha。

    収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」と彼は言います。

     

    2014年ヴィンテージは、4年休ませてからリリースした2011年ヴィンテージと似ており酸主体の印象が強く、入荷後しばらくの間は果実味などが前面に現れないフラットな味わいでした。そのため試飲の度にリリースを見送って参りましたが、5年の時を経てようやく酸主体の味わいから豊かな果実の風味や、それぞれのキュヴェの雰囲気がしっかりと感じ
    られるようになりました。この美味しさは充分に伝わることと思いますが、デキャンタージュや早めに抜栓をするなど、空気に触れることで解きほぐされ、円さや果実味が引き出されます。欲を申し上げるなら更に数年寝かせることで、より一層真価が発揮されることでしょう。アレクサンドルのワインは冷やし過ぎると酸が強調されフラットな印象に感じられますので、比較的高めの温度の方が香りや味わいに膨らみが出てより良さが感じられます。(インポーター資料より)

bottom of page