Italy / Sicilia
Arianna Occhipinti アリアンナ オッキピンティ
· VinodiContradaSM(SantaMargherita)Grillo2022
品種 グリッロ
白 750ml
「SM」は、ブドウが植えられている場所、キアラモンテ グルフィ郊外にあるSanta Margherita(サンタ マルゲリータ)の略。新たに買い足した畑の石灰質土壌と高い標高(500m)という条件が、テンションの高い白を造るためには有効と考え、シチリアを代表する白ブドウ品種であるグリッロを植えた。ファーストヴィンテージは2020年。
48時間マセレーション後、皮を引き、セメントタンクとオーストリア産オーク樽で続きの発酵が行われる。澱引き後、同じ容器に戻し12ヶ月間熟成。
テンションの高い白ワインを造るためには、高い標高と石灰質土壌が鍵となると考えたアリアンナが何年もかけてようやく見つけ出したのが、キアラモンテ グルフィ郊外のサンタ マルゲリータ(標高500m)。
選んだブドウは、シチリアを代表する土着品種で、ほのかなアロマティックさと強さを持ち合わせるグリッロ(それもそのはず、グリッロはジビッボとカタラットの交配種なんです!)を植えることに。
2020が初ヴィンテージで、今回の2022が3ヴィンテージ目となります。控えめに言っても、シチリアを代表する偉大な白ワインだと思います。オータは今でもファーストヴィンテージの2020を買い控えたことを後悔しています(笑)。(←イタリアに行けなかった時期にリリースされたワインだったことや、お値段もそれなりだったこともあり、踏み込むことができなかったんです…)
(インポーター資料より)
Arianna Occhipinti / VinodiContradaSM(SantaMargherita)Grillo2022
若干21歳にしてワインを醸造「走り始めたサラブレッド」
シチリアを代表する生産者COSコスのオーナーの一人、ジュストの姪っ子であるアリアンナ オッキピンティは、ミラノの醸造学校に通っていた頃からビオディナミに興味を持ち、イタリア、フランス等の自然派生産者と交流を深めると共に、卒業後、生まれ故郷であるヴィットーリアに2haの畑を購入し、2004年、21歳にしてワイン生産を始めます。
出来上がったワインは凝縮感がありつつも、ピュアな果実感を持つ素晴らしい出来栄えで、その評判はシチリアのみならず、イタリア国内に拡がり「走り始めたサラブレッド」として一躍話題になりました。現在は13haの畑から約5万本のワインを生産。赤ワイン用に、ヴィットーリアに起源を持つといわれているネーロ ダーヴォラとフラッパートを、白ワイン用にはアルバネッロとジビッボを栽培しています。無堆肥による有機栽培を実践し、
大地の声に耳を傾け、人間のエゴによってそれを極端に歪めることなく、そこから賜ったブドウを醸したいと考える彼女は、畑では無施肥による有機栽培を実践し、防除対策としては年2回の硫黄散布を行うだけにしています。セラーでは、畑でのアプローチ同様の考えから、野生酵母で温度管理を行わず醗酵を行い、二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみです。ノンフィルター、無清澄でボトリングし、ブドウ畑以外に16haのオリーブ畑も所有していて、一部の樹は樹齢100年を優に超えます。(インポーター資料より)