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Italy / Friuli Venezia Giulia

Bressan  ブレッサン

Carat 2021 カラット

品種 フリウラーノ、マルヴァジーア、リボッラ・ジャッラ

白750ml

 

伝統とは、先祖代々受け継がれてきたノウハウに対する敬意に他なりません。現在のブレッサン・フ ァミリーが、カラットという、他に類を見ないクラッシックなブレンドワインを昔ながらの製法で生 み出すことができるのも、その伝統のお陰なのです。ブレンド品種のトカイ・フリウラーノ、マルヴ ァジーア、リボッラ・ジャッラは、コッリオの砂岩ローム層の丘陵で何世紀もの間繁栄してきた品種。 カラットは“フリウリの宝石”とも言うべき、いきいきとした調和のとれたワインです。シルクのよ うなフルーティーな味わいの中にほのかなアーモンド香が漂い、心地よい飲み口で、飲み応えもあり ます。どんなシーンにもふさわしい、味わうたびに素晴らしい洗練が感じられるワインです。

(生産者HPより)

 

コッリオの伝統的なセパージュ、リボッラ ジャッラ&フリウラーノ&マルヴァジーアで造られる。皮ごとの醗酵&樽熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。

(インポーター資料より)

Bressan /Carat 2021

¥7,920価格
消費税込み
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在庫残り1点
  • 18世紀からブドウ栽培とワイン生産をしていたブレッサン。ナポレオン旋風や世界大戦など、歴史に翻弄されながらも、代々その土地を守ってきました。

    その土地と伝統、さらにはブレッサン・ファミリーの家訓である、精神力、強い希望と意志、そして何事もいいかげんに済まさない という一族の想いが詰まったワインを造っています(参考:生産者HP)

     

    彼のワインは、あくまでもナチュラルな手段を用いて造られているのですが、醸造する過程での数々の“しない”にも科学的根拠、熟慮が払われている事が容易に想像のつく、全く破綻のない端正なものばかりです。

    発言や行動の過激さ、ドラスティックさは、同時に彼自身の覚悟のあらわれでもあるというエピソードを。

    2013年に初オーダーをした時、何種類かの白ワインの現行ヴィンテージが2007年だったのですが、その数か月後に再オーダーのメールを出したら、2007年が終売して次ヴィンテージに切り替わる、それも2010年だという…あれ、08と09は?って普通に思いますよね?

    秋に訪問した時に聞いてみたところ、

    フルヴィオ「ああ。ブドウに納得いかなかったから収穫しなかった。」

    僕「収穫しなかった?醸造しなかったじゃなくて???つまり、そのブドウを売りさえしなかったってこと?」

    フルヴィオ「そう。もしも俺がそのブドウを誰かに売ったとして、そいつが“ブレッサンのブドウで造ったワインだ”とか言って、ワインがクソ不味かったとしたらどうすんだ?」

    天候、気象条件に恵まれず、ブドウの品質が満足いくレベルでなく、その結果普段よりも若干テンションの低いワインだったとしても、農産物から造るのだから当然のことだし、年の個性を反映していると考えられれば、それでいいのでは?と僕は常々思っていますし、そんな難しい年だったとしても、彼ならそこそこ以上の物が出来上がると思うのですが、彼のプロ意識(誠実さ)、アーティストとしての志の高さが、”ブレッサン クオリティ”に達していないブドウでの醸造を許さないのでしょう。
     

    白ワインのラインナップは、単一品種で造られるものが3種類、リボッラ&フリウラーノ&マルヴァジーアの伝統的なブレンドで造られる白の1種類で計4種、栽培が非常に難しいというモスカートローザ(果皮が赤みがかっているマスカットで、完熟してないと独特の苦みがあり、完熟するとブドウの粒が房から外れ落ちてしまうそう。とあるヴィンテージは、そろそろいい感じかなぁと思って収穫しに行ってみると、ブドウは全て地面に落ちていたということもあったそうです!)でロゼワイン、赤ワイン用の品種は、伝統品種スキオペッティーノ(リボッラ ネーラ)とピニョーロ、そして国際的品種としては、メルロー、カベルネ フラン&ソーヴィニョン、ピノ ネーロを栽培し、単一品種で出す時もあれば、いろいろブレンドして醸造することもあり…

    見た目もいかつくて、発言も過激だから、中身も粗野かといったら全然そんなことはなく、無茶苦茶知的で、心優しいフルヴィオ、家業を継ぐ前は小児癌の末期の子供たちのセラピストをしていたそうです。

    (インポーター資料より)

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