France / Roussillon
FOULARD ROUGE フラール ルージュ
·OCTOBRE 2024 オクトーブル
品種 シラー 70%(樹齢 50 年)サンソー 30%(樹齢 3 年)
750ml 赤
品 種 :
土 壌 :花崗岩質 アルベール山脈の梺。片麻岩質「グネイス」深い土壌。
醸 造 :グラップ・アンティエール(全房)の状態でステンレスタンクにて 7 日間のマセラシオン・カルボニック。ドゥミ・ミュイで 1 ヶ月間熟成。ノンフィルター。SO2 無添加。
味わい:
前年の 2023 年とくらべると一層美しい果実味とスパイシーさが感じられる。フレッシュでシンプルにうまい!とジャン・フランソワもお気に入りのヴィンテージ。
猛暑を振るうルーションでこれだけ涼しげなワインを造るのは至難の業。まさにジャン・フランソワ・ニックの真骨頂ともいえる。体にすっとなじむ透明感で、飲み疲れないスイスイ系。
2024年は、3年連続の干ばつと8月の猛暑により、収穫量激減・・・。
2024年は過去に例を見ない最も収量が少ない年。
出来たぶどうは極わずかですが、フレッシュでシンプルにうまい!とジャン・フランソワもお気に入りのヴィンテージ!(インポーター資料より)
FOULARD ROUGE / OCTOBRE 2024
20年以上前は濃厚でアルコール度数が高いワインしか存在しなかった産地ルーション。
その歴史を塗り替えた人物がジャン・フランソワ・ニック。
彼はローヌの共同組合『エステザルグ』で長きに渡り醸造長を務め、偉大な功績を残した人物。
設備がそれほど整っていない農協の醸造所で、
●フィルターをかけない瓶詰めを始めた!
●酵母を自然酵母に変えた!
●SO2の量を徐々に減らし、よりナチュラルなワイン造りに成功!
と偉業を成し遂げたのだ!
ジャン・フランソワはラングロールのエリックと大親友。
実は、2人で蔵を立ち上げる事を夢見ていたのだ。
ところが、ジャン・フランソワ・ニックがアルベール山脈の麓を訪れた時、全てが変わってしまった。
地質学を専攻していた彼にとって、この地の多様性と複雑性は体の芯から震える出会いだった。
標高300m、地中海からの風があり昼夜の寒暖差が大きく、酸が残りやすい産地。
「酸を主体にしながらも太陽を感じさせるピュアなワイン」を求める彼にとって、全ての条件が完璧にそろった場所だった。
『自分がワインを造るのはここしかない!』と即決。
エリックは、尊敬する祖父母の畑があるタヴェルを離れるわけにはいかず、残念がったが大賛成してくれた。
こうして、2人はほぼ同時期に別々に独立した。
彼がこの地にやってくる前までは自然派生産者はほとんど存在していなかった。
立ち上げから20年、彼の指導により素晴らしい醸造家が増えた。
(あのポトロン・ミネもその1人!)
ルーションを自然派大国に築き上げた革命家こそ、ジャン・フランソワ・ニックなのだ!
(インポーター資料より)