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  1. France / Loire

La Coulee d'Ambrosia (ジャン・フランソワ・シェネ)

· Cuvee N 2002 (500ml)

品種 ソーヴィニョン・ブラン

500ml 白甘口

 

シェネが独立する3年前、全体の約50%は貴腐葡萄、残りの約30%は完熟、約20%はレーズン状の凝縮したものを醸造。

かなり遅い時期の収穫だっだと思われます。

 

ダイレクトプレス。ファイバータンクで発酵後、樽に移して約3年間ウイヤージュをせずに発酵と熟成

キュヴェ名「N」の意味は「Natural」のNで、亜硫酸と培養酵母無添加で醸造したことを指しています。

醸造学校や周りの生産者の醸造の仕方に関して大きな疑問を持っており、実験的にナチュラルに醸造したことが背景となっております。

 

オレンジがかった輝くような琥珀色。

レーズン、蜂蜜やメープルシロップ、甘草などのドライハーブなどが溶け込み、加えて仄かにビターカラメルのニュアンスが伺えます。

 

とっぷりとした甘やかさがゆっくりと沁み渡るように広がり、甘草や紅茶、ハーブティーなどの風味が深みや複雑性を与えながら口中を満たすように膨らみます。

 

コク深くリッチな印象でありながら、酸がしっかりと感じられることでメリハリをつけながら全体を支え、どこか瑞々しささえ想わせ、喉を通ります。後半にかけて少しビターな風味が絡み合い、甘やかさの中にアクセントや抑揚をつけ、奥行きのある長い余韻へと誘います。

(インポーター資料より)

La Coulee d'Ambrosia / Cuvee N 2002 (500ml)

¥22,000価格
消費税込み
数量
在庫残り3点
  • グリオットのワインを飲んでこの道に進んだ ジャン・フランソワ・シェネは、「農民であることに誇りをもてる仕事をする」その想いを胸に抱き自然環境とワインを飲んでくれる愛好家を尊重した農業に取り組むことを決め、化学物質に頼ることなく土と対話を重ねそれを育み、自然かつ健全なブドウを完熟した状態で収穫することに注力してきました。

    また、醸造者としては「決してワインを触りすぎることなくありのままに造ること」を旨とし、酵母や亜硫酸はもちろん酵素もビタミン剤も決して加えず、成り行きのままに醸造します。

    強い個性を有するが故に、リリースするまで長い年月を待って良い状態にしたにも関わらずその品質を否定され、父親から譲り受けた畑の一部を売却して資金繰りに充てざるを得ない状況に陥り自分の仕事に対して悩んだこともありましたが、尊敬する生産者からの助言や励ましを得て現在に至っております。彼が造るワインは、自身に強い影響を与えたグリオットのそれに劣らぬ無限のポテンシャルを秘めており、彼がこの土地で造るからこそできる唯一無二のものだと述べても過言ではないでしょう。

    そんなジャン・フランソワは2018年の醸造を最後とし新たな道へ進むことを決めました。現在1.9haとなった畑はシリル・ル・モアンに貸しているそうです。今後、生産者として戻ることがあるかどうかは分かりませんが、未だタンクや樽に入っているワインが多くありますので、状態が整えば数年のうちに徐々にリリースされることでしょう。この先も見守って頂ければと思います。

    (インポーター資料より)

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