France / Loire
La Ferme de la Sansonniere ラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエール(マルク·アンジェリ)
VdF - La Lune 2023 ラ・リュンヌ
品種 シュナンブラン
750ml 白
木樽で醗酵 木樽で15ヵ月間の熟成
植樹:1967年~2012年 位置:標高80m、南南西向き 土壌:砂質
三日月形の細長い畑と、複数の小さな区画のブドウをブレンドしたシュナン・ブラン。サンソニエールの名刺代わりといえる、エントリーレベルのシュナン・ブラン。(インポーター資料より)
La Ferme de la Sansonniere/VdF - La Lune 2023
1989年の創業時からビオディナミを敢行。当主のマルク・アンジェリは、ニコラ・ジョリーらと共にビオディナミの最重要啓発グループ「ラ・ルネッサンス・デ・アペラシオン」の中核メンバーとして、世界にビオディナミの力を伝道した使徒の一人である。コトー・デ・レイヨンとボヌゾー、計7haからスタートした畑は、現在10ha。その土は活き活きした精気にあふれ、畑に立つだけで心が落ち着くほどの生命感に包まれる。生産の中心はシュナン・ブランで、フシャルドは1975年植樹、ブランドリは1949年植樹の古木。収穫量はロワールが豊作に沸いた2015年の、比較的若木を含むラ・リュンヌさえ23hl/haに抑制した。そのワインは、無限の多層性あるエキス感と、まるで宙を舞うかのような軽やかさと端正さを併せ持つ。まさにヴァン・ナチュールの精髄であり、神聖さすらたたえている。
2016年にはアルザスやジュラで責任者の立場でワイン造りに関わり、またマルクとはルネッサンス・デ・ザペラシオンでの活動を共に行う同志でもあるブルーノ・チョフィが加入。しかし2018年にマルクの息子のマルシャルがドメーヌへと戻ってきたことで、親子でのワイン造りへと移行した。現在、伝統と感性の継承中である。