France / Loire
Le Clos du Tue-Boeuf ル・クロ・デュ・チュ=ブッフ
·Vin Nouveau Blanc du Tue-Boeuf (2024)
品種 Sauvignon Blanc
750ml 白
2024VTはシェール川沿いのサン=テニャン村のソーヴィニョン・ブランを使用。記録的な収穫量のあった23VTとは正反対に、長雨とベト病により収穫量は激減した。選果も多く必要だったが、得られた果汁の品質には満足しており、酸が高くPHも低かったので、発酵は問題なく近年の中ではアルコール度数の控えめなすっきりとしたスタイルに仕上がった。長雨とベト病により2024VTはVin Nouveau du Tue-Boeuf Rougeの生産はありません。
ステンレスタンク醗酵
ステンレスタンクで1か月ほど落ち着かせる
10~11月に瓶詰め
(インポーター資料より)
※酒石酸あり(酒石酸とカリウムなどが結合してできた物質)、ガラスのようなシャープな見かけですが、異物ではございません。
Le Clos du Tue-Boeuf/Vin Nouveau Blanc du Tue-Boeuf (2024)
今を遡ること20年以上前、1996年にビオロジック栽培と、醸造時亜硫酸塩無添加醸造を開始し、今や堂々ヴァン・ナチュールの重鎮と畏敬される生産者。ドメーヌを運営するのはティエリーとジャン=マリのピュズラ兄弟。その家系は15世紀からモンティの地に続き、クロ・デュ・チュ=ブッフを所有。このクリュは、16世紀には国王フランソワⅠ世と王女クロードが、特に入念に管理したという記録が残る、由緒ある畑である。畑には施肥も数年に一度にとどめ、40hl/haを上限とする低収穫を徹底。彼のワインは、若いうちから気取らず近づきやすいが、熟成を経て次々に現れる味わいは、“驚異のピュズラ・ワールド”との讃辞を浴びる。2010年以降のヴィンテージではさらに心機一転し、しっかりとした格調と気品、みずみずしさと緊張感を、ドメーヌものだけでなくネゴシアン・ワインにさえ表現してきた。2014年にはそのネゴシアンを09年よりともに運営してきた、ピエール・オリヴィエ・ボノムに譲った。
この頃からイタリア、スペイン、ジョージアの友人の造り手たちのワインを、フランスへと輸入することも始めた。2019年には兄のジャン=マリが引退し、ティエリーの二人の娘がワイナリーの運営に参画している。(インポーター資料より)