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Italy / Lazio

Le Coste レコステ

· Bianco Cru “Le Coste” 2018 ビアンコ クリュ “レ コステ”

品種 プロカーニコ主体

白(オレンジ)750ml

 

2004年植樹のレ コステの畑。混植されているヴェルメンテー ノや地ブドウも合わせ、完熟を待ってから収穫。

 

2018年は冷涼で雨の多いヴィンテ ージ、収穫したブドウの20%にボトリティスノービレ(貴腐)が回ったビンテージ。 収穫後、木樽にてごく短時間果皮と共にマセレーション。圧搾し、果汁のみの状態 で解放式の大樽に移し約1カ月醗酵が完全に終わるのを待つ。オリ引きと共に 1500Lの大樽に移し24カ月、ボトル詰めのあと24カ月の熟成。

「Le Costeの畑」をストレートに表現した白。2018年は冷涼、貴腐の恩恵も感じる嬉 しいヴィンテージ。

 

約 2 年ぶりのリリースとなる 2018、冷涼で雨に苦しめられたヴィンテージでしたが、病気や腐敗果を丁寧に選別し、樹上での完熟を待った結果、彼の畑では非常に珍しいボトリティ スノービレ(貴腐菌)が、半数近い割合で回ったというとてつもない収穫となりました。

 

ポテンシャルを秘めたブドウには、それに見合うだけの醸造と時間を費やす、というジャンマルコの哲 学の元、モストだけの状態で 1 カ月間醗酵、、そして 1500L の大樽で 2 年という熟成。そして、ボトルの中でゆっくりとフォルムが形成される時間として、ボトル詰めから 18 カ月熟成を 経てからリリースされた、これまでの Cru の中での最高傑作と言っても過言ではない、そう言えるヴィンテージ。

 

非常に苦労を強いられたヴィンテージの片鱗、そしてこれまで彼のワインではあまり体験したことのない、溢れる貴腐の香り、、。想像を超える素晴らしい味わい。レ コステがこれほど たくさんのキュヴェを作る理由、土地、畑それぞれの違いを表現していることの意味。そしてこのワインは、醸造だけでは成立しない、土地、ブドウ樹、気候、収穫、醸造何一つかけること が出来ない、そう実体験させてくれる、素晴らしいワインだと思います。

(インポーター資料より)

Le Coste / Bianco Cru “Le Coste” 2018

¥9,680価格
消費税込み
  • ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナ チュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なよう で非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。 カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m ~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥 なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまな い。「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん 大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。

    レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地) のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よ さ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。(インポーター資料より)

  • 数あるワインの中で唯一 Le Coste を冠した白。ジャンマルコが 2004 年にワイナリーを始めた際、自らがこれまで学んできたすべてを注ぎ込んだ特

    別な畑「Le Coste」超高密植、無施肥はもちろん、非常に低いアルベレッロ仕立。自根(ピエディフランコ)にもこだわった最高で唯一の畑。このすべては 「1 本の樹の結実、収穫を自発的に減らす」ためのもの、、。「ブドウ樹には寿命がある、僅か 20 年程度で死んでしまう樹もあれば、100 年を越えて生き 続ける樹も、、。それはある意味人間の一生と何ら変わりないと思うんだ。多くの肥料(過剰な食事)に多くの結実・収穫(労働)をすれば樹(体)への負担は 大きく、蓄積し、病気になる。それを防ぎ、治すために農薬(薬)を使用する。しかし、健全な環境と必要なだけの栄養、そして収穫という負担を抑えてあげ れば、健全な状態でより長い寿命のブドウ畑に育てることができるのではないか?」、ジャンマルコの考えを 100%つぎ込んで生まれた畑。

    一見、非常に複雑で分かりずらい、、数あるキュヴェの一つ、、と思いがちですが、このワインこそその名前の通り「Le Coste」という畑であり、土地を最も 表現したワインでもあります。アルザスやブルゴーニュ、ジュラ、そしてローヌと偉大なるワイン土地で働き、体感してきた土地の姿。ワインお世界の常識でいえば、大笑いされるかもし れませんが、このラツィオで、ヴィテルボで、そしてこのグラードリにある標高の高いテラス状の土地は、評価されるべき価値と可能性がある事を表現したい。それこそがレ コステの原 点であり、ジャンマルコがイタリアでスタートした本当の理由です。(インポーター資料より)

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