Italy / Lazio
Le Coste レコステ
· Chardonnay“Le Chat”2022
品種 シャルドネ、樹齢 50 年前後
白 750ml
2021に続いて猛暑となったヴィンテージ2022、 夏の暑さと乾燥を乗り切ったブドウは、非常に凝縮したものだったと話すジャンマルコ。しかし、収穫時期に雨に見舞われてしまい、すべてのブドウを収穫することができなかったという悲 運なヴィンテージでもあります。それでも、カビや腐敗果を手作業で徹底して取り除き、厳選したブドウだけを収穫したことで、クオリティについては非常に高いヴィンテージといえると語る 彼。2 度目のリリースとなるシャルドネ 100%のLeChat22ルシャの完成度には驚かされます!
一昨年にリリースされた唯一のシャルドネ 100%、新しいヴィンテージがリリースしました!昨年聞きましたが、ジャンマルコ自身が造ろうと考えたワケではなく、なんとクレメンティーヌがこっそり造り始めたのがきっかけだっだそうで、、、。ブドウはトスカーナとの境目にある、ピティリ アーノ近郊にある高樹齢のシャルドネ、畑のオーナーは以前このブドウでスプマンテを造っていたそう。
高標高で強い酸を持ったシャルドネ。果皮との浸漬は行わず、ダイレクトプレスで 3 週間の醗酵。大樽で 12 カ月の熟成を行いました。ピテ ィリアーノの畑は、収穫時期の雨の影響よりも、夏の猛暑の影響が大きく、豊かな果実とヴォリューム、力強さを前面に感じます。
そして何よ り、はっきりとシャルドネの特徴を感じる味わい。抜栓してからも不安定な印象はほとんどありません!完熟したシャルドネに、全体を支える力強い酸。繊細さよりもヴォリューム、果実を 強く感じる。そして奥行きや余韻の長さ、プロカーニコやモスカートにはない骨格やサイズ感をもった素晴らしい白。毎年造られるワインではありませんが、「愉しむ」というレ コステの魅 力があふれたキュヴェです!
シャルドネ、樹齢50年前後、9月上旬に収穫。除梗を行い、プレスせずフリーラン ジュースのみ、ステンレスタンクにて約3週間の醗酵。1000Lの大樽にて12か月、 ボトル詰め後6カ月の熟成。標高、樹齢の高いシャルドネ、名前は仏語で猫「Chat」 より。完熟したシャルドネに、全体を支える力強い酸。繊細さよりもヴォリューム、果 実を強く感じる。プロカーニコやモスカートにはない骨格やサイズをもつ白。
(インポーター資料より)
Le Coste / Chardonnay “Le Chat” 2022
ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナ チュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なよう で非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。 カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m ~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥 なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまな い。「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん 大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。
レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地) のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よ さ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。(インポーター資料より)