Italy / Lazio
Le Coste レコステ
· Cocciuto Bianco21 コッチュート ビアンコ
品種:プロカーニコ主体
白(醸し)750ml
樹齢 30~40 年。
ビアンコの畑より収穫したブドウ。収穫後、除 梗しテラコッタ製の解放式タンク(500L)にて果皮と共に 2 週間の醗酵。圧搾し、 そのままタンクで醗酵を終え 12 か月の熟成。ボトル詰め後 6 カ月。
これで 3 年目となるアンフォラ(テラコッタ製タンク)醸造により生まれた「Coccio コッチョ」、今年は微妙に名前が変わりまして「Cocciuto コッチュート」。
実は Coccio の名称が登録されており、使えなくなってしまったため、名前を変える事になりました。テラコッタ製のタンクで醸造を行うことに、ワインを醸す 「素材の一つ」として興味を持ったジャンマルコ。「グラードリの伝統ではないけれど、木とは違うニュートラルなテラコッタの容器が、レ コステのブドウ、テロ ワールをどのように表現するのか?」
3 年目で、1 つの結果に導き出されたと語る彼、「木樽を使うのとは違った角度から、グラードリのテロワールが表現できる。土壌由来のミネラルや果実の完熟、果皮の香ばしさ。より 澄んだ状態でワインを感じられる」、と言います。その裏付けともいえる 2021 の完成度の高さ!ヴィンテージ自体も非常にポテンシャルがあった年ですが、透明感のある液体に、複雑 で立体的に表現された果実味と香り、通常のビアンコと比べると奥行きの深さが明らかに違います。これまでのコッチョとも異なる透明感と奥行き、非常に興味深いビアンコです!
(インポーター資料より)
Le Coste / Cocciuto Bianco21
ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的、かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレン ティーニやジュラール シュレール、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマ ルコ。フランスをはじめとした多くのワイナリーでの経験、そして祖父より受け継いだグラードリでのブドウ栽培、そ れぞれ全くの無関係のようですべては彼の計画した通り。そう感じさせてくれる 説得力を持っている。 そして、それだけでは終わらない彼のエネルギーは、畑での挑戦はもちろん 醸造においてもただならぬものがある。そんな彼はいつも想像の斜め上を進み 続ける彼のワイン。そこには造り手だけでない、飲み手へのたくさんのメッセージ が散りばめられている。 グラードリの土地はラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ デ ィ ボルセーナのほとりにある。このあたりの土壌は火山礫、凝灰岩、細かい顆 粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が 多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高も高く、350~ 450mという斜面、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた3ha(樹齢が 非常に高い)と、2004 年に彼が手に入れた3ha の土地「Le Coste」。2006 年 より収穫・醸造を開始。
(インポーター資料より)