Italy / Toscana
MANUEL PULCINI マヌエル・プルチーニ
· Vizioramingo 2019 ヴィジィオラミンゴ
品種 サンジョヴェーゼ70%、カベルネ10%、カナイオーロ5%、チリエジオーロ5%、シラー5%、コロリーノとその他の品種5%
赤 750ml
手摘みで収穫したブドウを100%全房で、サンジョヴェーゼとシラーは別々に、その他の品種は一緒に野生酵母で温度管理を行わずにオープントップの発酵槽で自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造する。マセラションは足による櫂入れでソフトな抽出に留める。圧搾後、サンジョヴェーゼとシラーはバリック(新樽は用いない)、その他の品種はステンレスタンクに移してマロ発酵と熟成。ブレンドは瓶詰め前に行い、収穫翌年の秋に無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2020ヴィンテージは総生産量2,294本。2022年5月時点のSO2トータルは38mg/l。アルコール度数は13度。
このキュヴェは自然の四大要素の中の『土』を象徴しているワインです。エチケットのイラストは、トスカーナの田舎に住んでいる老人です。彼は約100歳です。ヴィジィオラミンゴとは「放浪する悪徳」を意味します。ワインとは、人間が造った「高貴な悪徳」です。(インポーター資料より)
熟したプルーンのようなあまやかな香り。
色調は濃いめだが、タンニンは少なくスムースで、程よい酸が重たすぎない印象を与える。
野いちごや、ラズベリーに、スパイスのようにほどよい房感。
余韻がカシスやビターカカオのニュアンス。(2022/5/9試飲時点)
MANUEL PULCINI / Vizioramingo 2019
Manuel Pulciniマヌエル・プルチーニはローマ生まれの現在34才。自然にワイン造りに関心を持ったマヌエルはピサ大学でワイン醸造学の学位を取得。その後、モンタルチーノのフォンテレンツァなどのビオディナミを実践するトスカーナの幾つかのワイナリーで働き、ビオディナミとナチュラルワイン造りへと惹かれていきました。トスカーナのルッカ近郊に約2.3ヘクタールの耕作放棄されたブドウ畑を借りて2017年1月に自身のワイナリーを設立しました。マヌエルが目指したのは、ブドウ畑に新しい生命を吹き込み、現代的醸造学のワイン造りから解放された、自然を尊重したワイン造りのプロジェクトでした。醸造においては、人為的介入を最小限にし、化学的な技術や人工添加物は一切使わずに、野生酵母による自然な発酵でワイン造りを行っています。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加しています。(インポーター資料より)